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専門家の協働って・・

JaTTSではどのようなことを目指していきたいかを、心理・言語の立場から考えてみました。

「一人の子どもに心理や言語、OTやPTなど、複数の専門家がかかわっていくこと自体はそれほど珍しいことではありませんね。」

「はい。そこに、音楽療法士やアニマルセラピー、芸術療法などの専門家が加わるところに、JaTTSの独自性があります。」

「それぞれの専門性を活かしながら、総合的にアプローチすることを目指すんですよね。」

「簡単なようで難しいです。」

「共通のテーマが必要ですよね。たとえば、学習のメカニズムをそれぞれの専門的視点から探るとか?」

「たとえば、子どもたちがバッタとりをしている姿を見ると、バッタが子どもたちの動きを引き出し、注意を引き出している様子に感動します。」

「音楽活動でも、ラッパを吹こうと思って吹かせるのではなく、鳴らそうとして吹いたり吸ったりする。」

「音楽療法士が活動を提供し、心理や言語が目標やステップを考え、補佐的に動くとよいのではないでしょうか?」

「嚥下も歩行もすべて環境ですね。」

「飲みたい、食べたい、歩きたい、とい気持ちがまず第一です。」

「その動機づけを引き出すために、認知を高める必要もあるという点も重要ですね。」

「周りに気付けない状況では、新しい行動は築けませんね。」

「まずは興味のアセスメント、快感や感覚のアセスメントも必要ですね。」

「人によってまったく違いますから、系統的に組織的にアセスメントが必要ですね。」




「就学前の施設では、保育士が幼児教育のノウハウをしっかりと活かしてくれるので、心理士はいつもネタは保育士さんからもらっています。」

「学校現場では、教員の授業テーマの選択が大切ですね。」

などなど、いつまでも議論は続きます。

結論を出すことが必ずしも目的ではありません。

会員で感じていることを共有し合うことで、何かこれまでと違う発見があるといいな、と思っています。
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